東京・落合の住宅街にひっそりと佇む、知る人ぞ知る隠れ家カフェ、Cafe傳(でん)。
デザイナーズマンション「アパートメント傳」の一角にあるこのおしゃれなカフェは、有名建築家・泉幸甫氏がデザインした空間が魅力です。扉を開けると、目の前に広がる絵画のような景色が迎えてくれます。
併設されたケーキショップ「傳心庵」には美味しそうなスイーツが並んでおり期待が高まります。そして、優しい女性店主が丹精込めて淹れた美味しい珈琲の香りが店内に広がります。
Cafe傳では、心と舌を満たす至福のひとときを過ごすことができます。
東京の喧騒を忘れ、この素敵なカフェで贅沢な時間を過ごしませんか?
Cafe傳(でん)|カフェ紹介
Cafe傳(でん)の住所は東京都中野区上高田ですが、新宿区上落合との区界にあります。
住宅街の中にあるカフェで、道路からは店の外観は見えません。
看板があるのですが建物が奥まっているため、敷地内に入るのに少し勇気がいるかもしれません。
右手にケーキ屋「傳心庵」があり、さらに進むと奥にカフェがあります。
おしゃれなデザイナーズマンションの一角にあるため、このカフェを目的に来る人しかここには訪れないと思います。
まさに知る人ぞ知る隠れ家カフェです。
カフェの外観
周りのデザイナーズマンションと同じコンクリートの外壁ですが、モダンで洗練された造りをしています。
入り口のドアは正面から見えないため、看板がないとカフェだと分からないと思います。
内装
店内に入ってまず目に入るのは、壁の下の方にある大きな窓から見える中庭の緑と壁に埋め込まれた多くの円形の光取りの小窓です。
もうオシャレの一言に尽きます。
窓側のテーブルに案内され座るとちょうど目の高さに窓があるため、青空と風にそよぐ木々の葉をのんびりと見ることができました。
店内はカウンターとテーブルが5つあり
平日の午後3時に伺いましたが、カウンターに常連客らしき2名とテーブル席に男性1名、私以外の女性1名と、計5名が利用していました。
メニュー
メニューはスイーツとドリンクのメニューのみです。
ケーキだけの注文は受けつけておらずドリンクのオーダーも必要となります。
ドリンクはコーヒー・紅茶・(みかん・ゆず・うめ)ジュース・(レモン・ゆず・うめ)スカッシュがありました。
暑い日はレモンスカッシュなどさっぱりしたものが飲めるのもいいですね。
頼んだ商品
私が頼んだものは、店名でもある「傳(でん)ブレンド」コーヒー(500円)とシフォンケーキ(1/2)(260円)
注文の際、店主の女性から「今日のシフォンケーキは甘酒のシフォンケーキですがよろしいですか?」と穏やかな笑顔で説明がありました。
珍しいシフォンケーキだったので喜んでお願いしました。
コーヒーはすっきりとして雑味がなく飲みやすい味でした。
ふわふわのシフォンケーキは甘すぎず、添えてあるクリームの甘さで調整できます。
クリームも口溶けがよく、一瞬でなくなるくらいフワッとしていました。
甘酒の感じはほとんど分からなかったのですが、店主によると「少しなので風味は分からないかもしれませんが甘酒の麹で生地がふんわりするんですよ」と話していました。
今回シフォンケーキはハーフサイズを注文しましたが、美味しくてあっという間になくなってしまったので、しっかり食べたい方は普通サイズがおすすめです。
スイーツは敷地内にある併設のケーキ屋「傳心庵」でテイクアウトもできるので気に入った方はお土産に買って帰ることもできます。
居心地の良さ
店内は音楽がなく静かで一組のお客さんの会話の声以外何も聞こえない
その会話が途切れると、一切の音がなくなりシーンとしている
パソコンで作業している男性、メニューを読んでいる女性、みな思い思いに過ごしていました。
目線に広がる大きな窓から見える緑が目に優しく、風に揺れる木の葉を見ていると本当に穏やかな気持ちになります。
丁寧な女性店主が一人で対応しているため、スイーツの注文が入ると併設のケーキ屋「傳心庵」まで取りに行き、珈琲を淹れるので少し時間がかかりますが、待っている時間ものんびりと寛げる素敵な空間です。
アクセス・場所
住所 :東京都中野区上高田1丁目1-1 アパートメント傳C
アクセス:東京メトロ東西線落合駅 徒歩3分
営業時間:13:00-19:00
定休日 :火曜・第1・3水曜
電話番号 03-3368-4263
支払方法:現金
●全席禁煙●
まとめ
とにかくゆったりとした時間を過ごせます。
大きな窓から見える景色と、美味しい珈琲×スイーツ。
隠れ家のようなカフェで過ごしたこの特別な時間は、雑多な東京を忘れさせてくれるくらい優雅なひと時でした。
土日は利用客が多いため、可能であれば平日の利用がおすすめです。お店に確認したところ現在予約は不可とのことでした。
非日常を味わいたい方はぜひ訪れてみてください。